1970年頃、西南学院大学の学生だった財津和夫、吉田彰、宗田慎二、末広信幸で結成(同時期に財津和夫、安部俊幸、姫野達也、吉田彰、上田雅利のメンバーで組んだ「傷心楽団」というユニットもあった。また上田雅利はTULIP参加前は、武田鉄矢率いる海援隊に所属していた)。
その後、メンバー・チェンジを経て、これらを基に1971年9月には財津和夫、安部俊幸、姫野達也、吉田彰、上田雅利のメンバーが揃い、1972年6月に東芝音楽工業(当時)からシングル「魔法の黄色い靴」とアルバム『魔法の黄色い靴』でデビュー、財津和夫と姫野達也という2人のヴォーカリストを擁し、ビートルズの流れを汲むサウンドやセンスで一世を風靡する。
大ヒットした「心の旅」や松本隆が作詞を手がけた「夏色のおもいで」(共に1973年)をはじめ、「青春の影」(1974年)、「サボテンの花」(1975年)、「虹とスニーカーの頃」(1979年)などで人気を不動のものとするが、1980年に上田雅利と吉田彰が脱退し、上田はTONYを結成。
代わりに伊藤薫と、1979年からサポートとして参加していた宮城伸一郎が加入するが、1985年に安部俊幸、姫野達也、伊藤薫が脱退(後にここに風祭東を加えてALWAYSを結成)。
この時点で、オリジナル・メンバーは財津和夫だけとなる。同年、財津、宮城に、丹野義昭、松本淳を加えた4人で再出発し、1987年4月にはオーディションを経て最年少の高橋裕幸(高橋ひろ)が加入するが、同年7月に松本淳が脱退。
残る4人で活動を続けたものの、1989年のアルバム『Well』を最後にTULIPは解散。
なおこの時の解散ツアーには、ゲストとして姫野と安部が参加している。その後も財津、安部、姫野、上田、宮城のメンバーで1997年、2000年、2002年、2007年に再結成したが、2007年にはアルバム『run』もリリースされ、この再結成がTULIPとしての最後の活動となった。
