ビーチ・ボーイズの中心人物であり、ウィルソン3兄弟の長男であるブライアンは、1942年カリフォルニア生まれ。
父親の熱心な音楽教育の下でその才能を発揮し、1961年に弟のデニス・ウィルソン、カール・ウィルソンらと共にビーチ・ボーイズとしてシングル「Surfin'」を発表。
翌年にはキャピトルと契約してシングル「Surfin' Safari」を発表し、当時流行していたサーフィンや車を題材にこの後、多くのナンバーをヒットさせ、その中でもブライアンは主に作曲とベースを担当し、グループの中でも欠かせないクリエイターとして頭角を現す。
1966年にはツアーへの参加を絶ってスタジオに籠もって制作したアルバム『Pet Sounds』を完成させ高い評価を得るが、その後はドラッグなどの影響もあって制作活動も捗らなくなり、リタイア状態に。しかし徐々に回復を見せ、1975年には正式にグループに復帰。
その後再びグループを離れることになったが、1988年には1stソロ・アルバム『Brian Wilson』を発表したのを皮切りに、『I Just Wasn't Made For These Times』(1995年)、『Orange Crate Art』(1995年/ヴァン・ダイク・パークスとの共同名義)、『Imagination』(1998年)、『Live At The Roxy Theatre』(2000年)、『Pet Sounds Live』(2002年)、『Gettin' In Over My Head』(2004年)、『Smile』(2004年)、『What I Really Want For Christmas』(2005年)、『That Lucky Old Sun』(2008年)などを発表し、現在もなおライヴも含めて活発に活動中。
中でも『Smile』は、1967年にビーチ・ボーイズとしてリリースするはずだった未発表アルバムを新録してまとめたもので、このアルバムを再現したツアーでの来日も実現し、その完成度の高さにファンは驚かされた。
音楽ファンのみならず、多くのミュージシャンにも多大なる影響を与え続けている。
